まだ途中だけど今読んでいる本で『村上ソングズ』という
村上春樹さんの本を読んでいる。その本の中に出て来る僕も大好きな
『R.E.M』ってアメリカのバンドがいて、しかもこれまた僕も大好きな
”Imitation Of Life”って曲を解説しているんだけどこんな事を書いていた。
『彼らの音楽は、多くのインディ出身オルタナ系バンドがそうであるように、
歌詞の内容がファンジーというか、意味を正確には把握しがたいところがある。
いくぶん難解で、いくぶん思わせぶりである。”歌詞なんて、適当に言葉をかさねて
流れていればそれでいいんじゃないか”という感覚的なところもある。』
まだまだ話しは続くんだけど、この部分は『まさに!』と思ってしまった。
言われてみれば“Smells Like Teen Spirit"も意味なんかあるのかないのか
かなり曖昧で抽象的な表現だ。ただそれがオルタナティブロックの格好良さでもあって
ナンセンスな言い回しや、意味を持たないような言葉の羅列も
アート性を帯びて感じて来てしまうから不思議だ。
僕のブログも意味のないような言葉遊びで書いることが多い。
確信犯的に狙って書いているのか、低学歴をごまかすふりをしているのか。
どちらにせよ”ブログなんて適当に言葉をかさねて流れていればいいんじゃないか”
なんて思ったり。マイケルスタイプのような歌が書きたいなんて彼に憧れた
カートコバーンに憧れている僕の『人生のイミテーション』
”ほんとうの君は誰にも見えないさ” 今ならちょっとわかる気がする。
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今日は少しばかり店内の模様替えをして溜めていた雑貨を新たに出しました。
なのでざっくりした内観写真の紹介。ごちゃまぜで色々あるので是非見に来てください。
この写真は僕も店を始める前からとても影響を受けたニューヨークの古着屋narniavintage、
セレクトされてる商品はもちろんディスプレイの見せ方やエスニックテイストの
ミックス感の上手さ、スタッフの古着の着こなしまで抜群にセンスの良いお店。
残念だけどマンハッタンの方は最近閉めてしまったようなので次の展開がまた楽しみ。
http://talesofendearment.com/a-terrible-candidate/
今日のおまけ。
きっと耳にいつまでも残るような良いメロディがあれば、
歌詞は後からでもついて来れる場合が大いにあるのかも知れない。